我が社は障がい者の就労支援の為に、会社自体が特別支援学校 で職業教育授業を請け負っています。 個人でも教育委員会で就労施策の外部専門委員も担当させて 頂き、またここ数年は福岡県主催で介護や福祉事業者向けの 様々な施策に関わらさせてもらっています。 そんな中、官民問わず定期的に残念な事故や事件も見聞き しています。 事業者においては職員による利用者に対するもの、最近では 福祉施設においての大量の殺傷事件、ほぼ定期的と言って いいほどの頻度で発生する介護施設での様々な事件、昨日は 特別支援学校の教員による暴行事件など、非常に残念なニュース があとをたちません。 もちろん、ほとんど職員や教員には頭が下がる、心から感謝する 内容の仕事・激務を献身的と言ってもいいほどの姿勢で日夜 取り組んでおられます。 そんな中で発生する様々な事件は、それこそ背景が様々で 簡単に色分けできませんが、私など高い使命感を持った職員や 教員達がある時、当然問題を起こしてしまうのは、その人の人格 の問題ではなく、精神的な疲労感の蓄積による心の健康度の急激 な低下によるところが大かもしれないと思ったりするのです。 現代心理学では、レジリエンスと表現するそうですが、学術的な 定義はともかく、自分の心の健康度を折にふれて見つめる時間を 持つ事も大事かなと考えます。 一人では解決できないこともあり、まして個人や組織単位では解決 できない国レベルの仕組みや制度など枠組みの問題も多々ありますが それで他人と自分の人生を台無しにすることはないと思うのです。 仕事などで、いつもお会いする教員や職員の方々は、まさに私が 想像する聖職者であり、社会貢献度の高い、常に尊敬の対象な だけに、くだんのニュース等聞くと悲しくなるのです。 |
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