知的障がい者とキャリア教育

私は知的障がいを持った高校生達が一般就労

(一般の企業)するために、教育委員会で

専門委員を務めさせて頂いています。



また、福岡市が就労を目的に戦略的に設置した

特別支援学校でほぼ設立以来、職業教育に

向けて授業も実施させていただいています。




この学校は福岡市立特別支援学校「博多高等学園」

ですが、従来型の支援学校とは違い、ハード面や

教員の専門領域から配置までほぼ専修学校に

近いレベルです。




ですので、卒業年度になると生徒達は職種的な

領域は限定されますが、ほとんどが初動レベルで

即戦力としての力量を保持できるところまで成長

できています。



当初、知的障がいの特性から職業人生における

ハンドル機能である重要なキャリア教育の実施は

難しく(試行錯誤しながら進めたが成果が望めなかった)

エンジン機能の職業教育を中心にカリキュラム

を組みました。




しかし、我々側も経験を積むことで、職業教育から

キャリア教育へ展開できることが解り、これに関しては

カリキュラムから実施方法、その効果までのノウハウを

教育論文にできるくらいのレベルだと自負しております。



しかしながら、それも教育・労働行政と保護者など

家庭環境と学校と外部専門職能による四位一体の

トリニティを超えた協力体制と推進力が機能する

ことが前提です。



それが社会環境など外部環境の変化やそれぞれ

の条件、価値観の変化により、難しくなりつつある

と実感しています。



生徒達を取り巻く条件が変わりつつあるのに

(どちらかというと悪い方へ)主体者である生徒達

だけが変わらず、一所懸命に授業に取組む姿を

見ていると複雑になる今日この頃な私なのです。

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