気温は18℃で、ファットで汗かきで暑さ湿度に弱い私は
あの肌を刺すような冷たい空気感を懐かしんでおります。(苦笑)
今日は、来月実施する新入社員研修の打合せでした。
リモート形式の研修が一般的になりつつある現在、新入社員研修は
やはり集合型の従来のスタイルを希望されるクライアントが多いようです。
新入社員研修に関しては儀式的な色合いが強くなってきていますがそれでも
最大の目的は定番ではありますが、学生から社会人へのマインドリセットが
主になります。
ビジネスマナーや社会人としての立ち振る舞い等は、学校側でもそれなりの
メニュー提供がされており(コロナで難しいようですが・・・)また多くの学生
はアルバイト等の経験から仕事や接客等への慣れもあります。(これもコロナで
難しい状況ですが・・・・)
で、研修を実施する側として、最も求める事はやはり入社した会社への帰属意識
を中心とした組織人としてのありようの理解と醸成になると考えております。
入社する会社の組織風土などは、入社してから体感していくもので、新入社員は
おそらく企業選択や入社決定をその会社の規模や業績や自己適性との相性や業務
への興味などもちろんですが、多くをその会社の経営者の人柄や価値観などで
行っているはずです。
経営者の鏡が組織風土になりますが、実際のところ乖離していたり建前と本音が
違いすぎる場合も決して少なくありません。
その会社で所属している社員しか感じえない機微を理解したり、受け入れたり
しながら組織人として成長していくのが、入社1年目の社会人に求められるもの
なのかもしれません。
教育も研修も受けずに社会で勝手に自己成長していく事は極めて稀な事です。
成長の第一歩目の機会を与えてくれる会社を上手に活用して自分自身の職業人生
とキャリアの積み重ねをしてもらいたいと強く思う季節になってきました。
(コロナでこの機会さえ難しくなってきましたが・・・・)

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